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有給の使い方、使い切ってから辞める為に~有給消化を阻む3つの壁とその対処法~

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今回は退職時の有給を阻む壁とその乗り越え方についてお伝えしていきます。

結論としては、多少強引に強行突破してでも有給消化したほうが確実にお得です。
とはいえ、心根が優しい方ほど、強行突破は難しいですよね。
なので、有給取得の際に障壁になる事由を、その対処法ともにお伝えしていきます。
少しでも有給を所得する際の精神的な負担を減らす手助けができればと思います。

まず前準備として、有給の残数、消化したい旨は事前に上司へ伝えておくこと。
このとき、録音しておくことをおすすめします。

ちなみに有給を消滅させると自己管理ができていない、と評価を下げられる恐れがあります。
けっこう知らない人が多く、同僚に話すと驚かれることも多いです。

もう一つ、原則として、雇用側は有給の申請を断ることはできません。
できるのは使用日の変更のお願いだけです。
退職前に変更のお願いは、実質使用禁止なので、労基へGoです。

有給取得の壁、その1 人手不足

「この人員でどうやって休みとるつもり?」
「相方の先生に申し訳ないと思わないの?」
「人員絶対に回らないよね?」
等と言われて有給の消化を諦めた方、多いかと思います。
普段からギリギリの人員で回しているのは誰か?
マネジメントの責任は運営側にあります。
イチ職員に責任を求めるのは間違っています。
書類と引き継ぎを済ませれば何も問題はありません。

有給取得の壁、その2、子どもの盾

「進級に向けての活動はどうすんの?」
「子どもたちほっとくつもり?」
これは本当に言う側の人間性を疑います。
声を大にして言いたい。
貴方は、誰の為に、何の為に働いていますか?
私は、自分の為に仕事をしています。
自分の人生を誰かの為に曲げてしまうと、その誰かを恨むことになりかねません。
進級のことも、誰かに引き継いで、さっさと次に行きましょう。
引き継ぐ人がいないのは、運営の怠慢です。

有給取得の壁、その3、自己責任論

「は?できるわけ無いじゃん。何いってんの?」
「前々から消化しといて、って言ってたよね?」
「使わなかったのは自己責任」
自己責任、ブラックでよく聞く言葉です。
そもそも、年度末に退職者が出たとき、有給を消化するなんて当たり前のこと。
それを予想してなかった上司に、計画性を問われる筋合いはありません。
人員が足りなくなるのもマネジメント側の責任なので、気にせず有給使って退職しましょう。

その責任感は誰の為?

責任感も大切です。
ただ、有給を削って、貴方の人生を削ってまで果たしたその責任。
現状では、誰にも認めてもらえません。
だって、なぜかそれが”当たり前”になってしまっているのですから。
そんな責任に一体どれくらいの価値があるのか。
もう一度考えてみてください。

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